吃音の連鎖から学んだこと(内なる神からの答え)
この世界は神秘に満ちています
あなたは人生をどう楽しみますか?

★吃音で苦しんだ時代★
プロフィールにも記載していますが、私は小さい頃からかなり重度の吃音(どもり)がありました。小学校4年のときには、 母が担任の先生から
この子は普通の生徒と一緒に授業を受けるのは厳しい
できれば特殊学級(今でいう特別支援学級)に行った方がこの子のためにもいいのではないか
とまで言われたそうです。
そのことを母が、まだ小学校4年生の私に
お母さんは恥ずかしかったよ!
と怒りながら伝えてきたので、私は立ち直れないくらい傷ついたのでした。もちろん先生の態度にもかなりショックを受けました。(この一件は私の心にグッサリと刺さり、私のその後の人生を左右していったのです)
その後私は、小学生で早くも胃潰瘍・十二指腸潰瘍を患い、中学・高校時代は何とか持ちこたえましたが、大学に入ると今でいうパニック障害(当時はこんな病名はなかった気がします)のような症状に悩まされ、22歳のときには家から出られなくなりました。(1年~2年も続きました)
今となっては笑い話ですが、大学の研究発表が(吃音のため)できず、さらに父の死もあって中退したほどでした。
そんな私でしたが、今では吃音もまったく気にならない、と周りの人から言われるまでになりました。(というか吃音だったこともわからないくらいに改善されているようです。)
しかし、正直に言いますと、本人はいまだに苦しんでいるのです。始めの言葉がでない苦しみ、そして電話恐怖症、人と話すときの過度の緊張状態。他人からするとわからないかもしれませんが、私の中ではいまだに障害(心の苦しみ)が残っているのです。
まあ、そんなこんなの調子でここまで生きてきたのですが
なんと、追い打ちをかけるがごとく、今度は息子が吃音になってしまったのです!
★吃音の連鎖から多くを学ぶ★
吃音は遺伝するものではないので、息子の吃音の原因は遺伝ではありません。しかし、インターネットで調べてみると、親に原因があるということがわかりました。
こんなに愛情たっぷりで育てているのに
どうして?
なんで?
という状況でした。
妻とも何回も話し合いましたが、私たちにできることは最大限にしてきたつもりです。
しかし、3歳頃から始まった吃音の症状は一向に治らず、2014年の4月に小学校1年生になりました。
私としては、悪夢の連鎖以外のなにものでもありません。そもそも、この世の中には「いいこと」も「悪いこと」もないはずなのに、この問題だけはどうしても「いいこと」と思えないのです。
それどころか、不動明王にお願いしても、大日如来にお願いしても、和尚にお願いしても、バカヴァンにお願いしても、いつもならあっという間に解決するのに、どうしても治らないのです。
神様?なんで?
どうしてこの問題だけはお願いしても無理なの?
完全にお手上げ状態になってしまいました。
★内なる神に教えてもらったこと★
もう私の力ではどうすることもできない
私が吃音者でもここまで幸せになれたのだから、この子もきっと幸せになれるだろう。
私は半ばあきらめモードになりました。というか抵抗するのをやめました。
すると、ある話を急に思い出したのです。
(和尚から前に聞いた話しです)
バカヴァンのところに、ある有名な外科医が訪ねてきたそうです。
そして彼はバカヴァンに悩みを打ち明けたのです。
「バカヴァン。私は外科医として手術をたくさん行ってきました。そしていままでの手術はすべて成功してきたのです。しかし今回手術を行った12歳の子どもは、その後麻酔から目が覚めないのです」
「彼はまだ12歳という若さです。将来がある青年です。このままでは彼が不憫でしかたありません」
「どうか彼を麻酔から覚まさせてください」
とお願いしたそうです。
その外科医に対してバカヴァンは
「祈りなさい。そうすれば必ず麻酔から覚めるはず」と答えました。
外科医はバカヴァンを信じて一生懸命に祈りました。「彼が不憫でなりません。どうか助けてください」、と何度も祈りました。
しかし少年は一向に麻酔から目覚めませんでした。
そこで、外科医は再度バカヴァンに会いに行くことにしました。
「バカヴァン。何度祈っても少年は目を覚ましません。どうしてでしょうか?」
するとバカヴァンは外科医に対して
「正直に祈りなさい。そうすれば必ず目覚めるでしょう」と答えたそうです。
(外科医が気づいたこと)
その後外科医は気づいたそうです。
私はいままで「12歳の少年が不憫でならない」と思っていたが、本当は、「手術に失敗したと思われることが怖かったのだ。自分の名誉のために麻酔から覚めて欲しかったんだ」という隠された本心に気づいたのです。
だからバカヴァンは「正直に祈りなさい」と言ったこともわかったそうです。
そこで外科医は嘘偽りなく、「自分の名誉を傷つけたくありません。どうか少年を麻酔から覚ましてください」と真剣に祈ったのです。
すると、少年はすぐに麻酔から目を覚ましたのです。(実話です)
話しが長くなりましたが、私は和尚から聞いたこの話を思い出しました。
そうか、私も外科医と同じかもしれない・・・
私は内なる神に深く問いかけました。
そして、私も気づきました。
「子どもには私と同じ苦しみを味わって欲しくない」、という気持ちも確かにあるのですが、その一方で、「吃音の子どもの親であることへの抵抗」もあったのです。
私にもかつての母と同じ感情があったのです。母はそれをストレートに伝えましたが、私は隠しているだけだったのです。
まさしく吃音の連鎖とでもいうべき状況です。前と違うのは、今回は私が親になっていることです。
★ついに奇跡は起こった?★
しかし、この問題は最終的に私の中にあった2つのモヤモヤを一気に解消することになりました。
① 当時の母の気持ちがすべてわかったこと
② 私の中に隠されていたエゴがわかったこと
おまけとして、内なる神といままで以上に仲良くなるプレゼントまでいただきました。
そして私は
私のエゴの気持ちも正直に伝え、息子の吃音が治るように、と不動明王やバカヴァンに祈りました。さらに和尚にお願いし、息子にもディクシャのアウェイクニングを受けさせました。
正直な祈りから1か月が経ちました。
いま、息子の吃音はかなり解消されています。(本当にビックリなのですが、神の速さで治っていくのです)
そして、あれだけ憎んでいた母のことも完全に許すことができました。(母は私のことを愛してくれていたことが分かったのです。だって、私も息子のことを愛しているのですから)
この1ヶ月は母とも毎週のように会い、昔のことを懐かしく話しています。(私のインナーチャイルドがどんどん癒されているのです)
ようやくこの言葉がウソ偽りなく言えるようになりました。
お母さんありがとう・・・
(幸せになるための伝言)
あなたも
大きな問題や障害にぶつかったとき
どうしても解決することができないと感じたとき
もう一度自分に問いかけてみてください
私は正直に祈っているのかなって?
祈りが叶わないときは、きっと何かのエゴが潜んでいます。(自分でも気づかないことって多いんです)
正直に祈れば道は必ず開けます。
そして、その祈りに嘘偽りがなければ、神の速さで解決に向かうのです。
*ディクシャやバカヴァンについては下記を参考にしてください。
関連記事 ⇒ ワンネスディクシャとムーラマントラと私
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